花粉の季節に「おいしそうなにおい」を感じることができないのはやはり不便です。この際、しっかりと花粉対策をして「美味しい食材」を「美味しく」いただきましょう。
おいしい食材
  
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花粉症の予防と対策
スギやヒノキなどの花粉が今年(2005年)、観測史上最高の飛散量と予想されていることに対して、厚生労働省は1月28日、花粉症対策の相談マニュアルを厚労省のホームページに掲載しました。

これは、本来は地方自治体の関係部局や医療機関向けに、Q&A形式で住民からの相談に対する模範解答をまとめたものですが花粉症の予防法などが掲載されており、「一般の人が見ても十分参考になる」(厚労省)ということであり、特に予防法に関し、掲載しました。詳しくは、厚生労働省のホームページを参照してください。

【引用】
厚生労働省:花粉症Q&A集(平成17年花粉症緊急対策用)より
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun/ippan-qa.html
【花粉症の予防】
Q8 花粉症になりやすい人はいるのですか。
花粉症以外のアレルギー疾患をもっている方や、家族の方が何らかのアレルギー疾患を持っている人は、それのない人に比べて、花粉症になりやすいと考えられています。
また、いわゆる「かぜ」にかかると鼻等の粘膜が炎症等を起こし、花粉が取り込まれやすくなるため、花粉症になりやすくなる可能性があります。
Q9 今は花粉症ではないのですが、今後花粉症にならないためにはどうすればよいのですか。
大量の花粉に出会うと、体が花粉に対する抗体を産生する可能性が高くなります。スギに対する抗体をたくさん産生すると、何らかのきっかけでスギ花粉症を発症しやすくなります。また、これまで軽症で花粉症であることに気がつかなかった方も、花粉を鼻からたくさん吸い込んだり、目に入ったりすると、花粉症の症状が強くなります。
(1) マスクは効果がありますか。
マスクは、花粉の飛散の多いときには吸い込む花粉をおよそ3分の1から6分の1に減らし、鼻の症状を軽くさせる効果があります。
また、花粉症でない方も、花粉を吸い込む量を少なくすることで、新たに花粉症になる可能性を低くすることが期待されます。
(2) うがいは効果がありますか。いつ行うのがいいですか。
鼻の粘膜には線毛があり、粘膜の上の異物を輸送します。うがいは、のどに流れた花粉を除去するのに効果があります。
外出から戻ってきたら、かぜの予防にもなりますので、うがいをしましょう。
(3) 洗顔は効果がありますか。いつ行うのがいいですか。
花粉が人間に付着しやすいのは表面に出ている頭と顔です。外出から戻ってきたら洗顔して花粉を落とすと良いでしょう。
(4) 洋服の生地はどのようなものがいいのですか。
回洋服に花粉がついてしまうので、花粉飛散している時の外出時には花粉のつきやすい毛織物による上着やコートは避けたほうが良いでしょう。すべすべした表面の綿かポリエステルなどの化学繊維のものが花粉が付着しにくく、付着した花粉を吸い込む量を減らすことが期待されます。
(5) めがねは効果がありますか。
メガネは花粉の飛散の多いときには、目に入る花粉を2分の1から3分の1まで減らすことができるので、眼の症状を軽くさせる効果があります。
【花粉症の症状がでたら】
Q10 花粉症の診断はどうやってするのですか。
花粉症の診断の多くは、花粉飛散シーズン中の症状の有無と血液中にある花粉に対する抗体の存在で診断されます。さらに、耳鼻咽喉科では鼻の粘膜を直接みて、アレルギーの反応を観察します。
Q11 早く治療すると、どのようなメリットがあるのですか。
花粉症の症状が起こりはじめたごく初期では、鼻粘膜にまだ炎症が進んでおらず、この時期に治療を開始すると粘膜の炎症の進行を止め、早く正常化させることができるため、花粉症の重症化を防ぐことができます。
Q12 花粉症の症状がでたらどの病院に行けばいいですか。
ひどい鼻の症状がある場合は耳鼻咽喉科、目の症状がひどい場合は眼科をおすすめします。内科、小児科、アレルギー科などでも診療が受けられます。
Q13 花粉症がひどくならないためには、普段の生活の中で何に注意すればいいですか。
一般的な注意事項として、睡眠を良くとること、よい生活習慣を保つことは、正常な免疫機能を保つために重要です。風邪をひかないこと、お酒の飲みすぎに気をつけること、タバコを控えることも鼻の粘膜を正常に保つために重要です。
Q14 花粉症の人がかかりやすい病気はありますか。
花粉症はアレルギーの病気なので、同じアレルギーである喘息や通年性のアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などになりやすいと考えられています。
Q15 花粉の季節でなくても花粉症の症状がでることがありますか。
スギ・ヒノキ花粉症では2月から5月と10月から11月、イネ科の花粉症は6月から8月、ブタクサの花粉症では8月から10月に症状が出ますが、そのほかの季節で鼻の症状が出るときには花粉症以外の鼻炎が考えられます。
Q16 花粉症に効くといわれているものの効果を教えてください。
花粉症関連グッズはマスク、メガネのほか様々なものが出されていますが、実際に花粉症の症状を良くするというデータは、充分にないのが現状です。
(1) お茶は効果がありますか。
甜茶ポリフェノールはアレルギーで生じるヒスタミンの作用を和らげる効果があると言われていますが、実際の患者さんでの効果は不明です。
(2) ヨーグルトは効果がありますか。
回腸内細菌を変化させると体内の環境がアレルギーを抑えるようになると考えられています。しかし、ヨーグルトを毎日食べるブルガリアの人でもアレルギーの病気はありますので、花粉症を完全に治すことは難しいかもしれません。
(3) 鼻の穴に塗るクリームは効果がありますか。
鼻の穴に塗るクリームには薬効成分は入っていませんので、花粉症自体を治す効果はありません。しかし、花粉が粘膜にくっつく前に、クリームがブロックする効果はあると考えられます。
(4) 衣類の静電気防止スプレーは効果がありますか。
毛織物以外の衣類にはほとんど花粉がつきませんが、例えば毛皮のコートなどにスプレーをすることは効果が期待されます
花粉症関連のサイト
花粉症保健指導マニュアル−平成16年度改定版−(環境省)
http://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/html/001.html

厚生労働省:花粉症Q&A集(平成17年花粉症緊急対策用)
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun/ippan-qa.html

環境省花粉観測システム(はなこさん
花粉の飛散状況を知ることができます。

慈恵医大耳鼻科の花粉症のページ
東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室 アレルギー研究班の花粉症のページ(正式名)
花粉症の一般情報の他に治療方針、薬などの情報がFAQとしてまとめられている。

東京都福祉保健局ホームページ
花粉情報(飛散状況、対策、一口メモなど)の他、ノロウィルスの情報ページもある。
また、健康食品ナビには、「医薬品成分」が検出された製品情報などが掲載されておりチェックの価値あり。

花粉症*ナビ
協和発酵が提供している花粉症ホームページ。アレ丸が可愛い。花粉症川柳も掲載中。

この他にもたくさんの花粉症関連のサイトがありますが企業関連のものが多いです。また、地方自治体では、東京都以外の地方自治体のホームページに花粉症の記事が掲載されていないのが不思議です。
東京以外に花粉が飛ばないはずはないと思うのですが。





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